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Google、Flow Musicの音楽生成モデルを「Lyria 3.5」に更新

Googleは7月29日、AI作曲ツール「Flow Music」の音楽生成モデルを最新版「Lyria 3.5」に更新したと発表した。同日から追加料金なしでFlow Music上で利用できるようになっている。

今回の更新では、より複雑で自然に聞こえるメロディ構造を生成できるようにしたほか、歌詞生成でもプロンプトへの対応精度と曲構成の把握力を高めたとしている。ボーカルについても発音の精度と感情表現の豊かさを改善し、テンポや曲の長さといった出力の細部も従来より制御しやすくなったという。Googleは今回の発表で価格や対応言語といった詳細には触れておらず、機能面の改善点のみを列挙する短い告知にとどまっている。

Lyriaシリーズは今年3月に「Lyria 3 Pro」が投入されており、当時は1回の生成で作れる曲の長さをLyria 2の約90秒から最大3分に伸ばし、イントロ・サビ・ブリッジといった曲構成を指定できるようにしたほか、画像から曲を作る新モードも加わった。今回のLyria 3.5はこうした新モードの追加ではなく、メロディや歌詞、ボーカルの質そのものを底上げする改良にとどまる位置づけだ。競合にあたるSuno 5.5やSonauto v3も歌詞付き楽曲の一括生成を売りにしており、Lyria陣営はGoogleの動画生成ツール「Flow」と地続きの操作感で楽曲を作れる点が差別化要素になっている。

日本からもFlow Musicのウェブ版で利用でき、無料枠は1日ごとにクレジットが補充される仕組み。Google AI Proの契約者は追加費用なしで上位プラン「Flow Music Plus」相当の機能を使える一方、Vertex AI API経由での提供はまだ始まっておらず、開発者が自社サービスにLyria 3.5を組み込むには、Google側のAPI提供開始を待つ必要があり、当面はFlow Musicのアプリ内でしか新モデルの効果を確かめられない。

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