OpenAIは2026年3月5日、ChatGPTをMicrosoft Excelに統合する「ChatGPT for Excel」を発表した。Excelの操作画面から直接ChatGPTに指示を与え、自然言語でスプレッドシートのデータ入力・数式作成・グラフ生成・書式設定などを行える。
具体的な使い方では、「先月の売上データをグラフにして」「このピボットテーブルをQ4の営業データに更新して」などのテキスト指示をExcel内のチャットパネルに入力するだけで、ChatGPTが対応する操作を実行する。投資銀行業務のモデリングタスクで87%以上の精度を達成したというOpenAIの評価がある。
GPT-5.4を基盤としており、複雑な財務モデルや長大なデータシートの解析にも対応できる。ExcelのVBA(マクロ)相当の操作を自然言語で置き換える形になっており、プログラミングの知識なしに高度なデータ処理が実現する。
MicrosoftはすでにCopilotをOfficeに統合してきたが、ChatGPT自体がExcelに直接入る形での提供は新しい展開だ。OpenAI FrontierとAWS提携の発表から数日後の発表であり、MicrosoftのCopilotとChatGPTがOffice製品内で共存・競合する複雑な関係が続いている。




