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NVIDIA、AIファクトリー向け電力・冷却機器の認定制度「DSX Ready」を開始

NVIDIAは9月21日、AIファクトリー向けの電力・冷却機器を対象にした認定制度「DSX Ready」を立ち上げたと発表した。バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)と冷却分配ユニット(CDU)の2カテゴリーで、パートナー製品がNVIDIA DSXのリファレンス設計要件を満たしているかを検証する。

DSXは、コンピューティング・ネットワーキング・電力・冷却・施設・ソフトウェアを横断してAIファクトリーの設計・運用をまとめるNVIDIAのプラットフォームだ。電力や冷却、水、敷地、送電網の制約下でAI出力を最大化することを狙っており、DSX Readyはその制約の一角である電力・冷却機器の品質を担保する仕組みとして位置づけられる。BESSでは日立エナジー・LGエナジーソリューション・テスラの3社が、CDUではLGエレクトロニクス・LiquidStack・ベルティブの3社が、それぞれ認定企業として名を連ねた。BESS陣営は所定の認定テストを実施しデータをNVIDIAに提出して承認を受ける方式、CDU陣営は自己認定スイートで機能要件への適合を判定する方式と、カテゴリーごとに検証手順が異なる。

NVIDIAはこれまでも8月24日に発表したVera Rubin NVL72で電力効率の高さを訴求してきたが、今回のDSX Readyは演算チップそのものではなく、電力・冷却という周辺インフラの標準化に踏み込んだ点が異なる。AIファクトリーは演算能力を積み増しても電力・冷却が追いつかなければ全体の性能が頭打ちになるため、GPU単体の効率だけでなく、電源や冷却設備を含めた全体最適への関心が高まっている。NVIDIAは今回のプログラムについて、対応するインフラ・ソフトウェアのカテゴリーを今後段階的に追加していく方針を示しており、電力・冷却以外の領域にも認定範囲を広げる考えだ。

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