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Google DeepMind、医療向けAIエージェント「AI Co-Clinician」を発表——一次診療の97件中96件でエラーなし

Google DeepMindは2026年4月30日、医師の監督下で患者ケアを支援するAIエージェント「AI Co-Clinician」を発表した。医師・AIエージェント・患者による三者型ケアモデルを実現するシステムとして、医療現場への実用展開を目指している。

一次診療での評価では、98件のクエリのうち97件で重大なエラーがゼロだった。主流の医療AIツールを上回る性能を示しており、薬物療法に関するOpenFDA RxQAベンチマークでも他の主要AIモデルを超えたとされる。マルチモーダル能力を持ち、音声と映像をリアルタイムで処理して患者の姿勢・呼吸パターン・動作といった臨床的な視覚情報を取得できる。吸入器の使用方法の修正指導や肩関節の検査ガイダンスといった遠隔での身体診察支援が具体的な用途として示された。

安全設計として「プランナー」モジュールが「トーカー」エージェントの行動を常時監視するデュアルエージェント構造を採用し、臨床的な逸脱を防ぐ仕組みを内包している。医師が臨床的権限を持ちつつ、AIが証拠ベースの情報提供と患者サポートを補助する役割分担が明確化されている。

現在、米国・インド・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・UAEの医療機関と共同研究が進んでいる。医師不足が深刻な地域や遠隔医療の普及が課題となっている市場で、Co-Clinicianが担える役割は大きいとみられる。

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