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Google、Workspaceに画像生成・編集ツール「Google Pics」を投入

Googleは9月1日、画像の生成と編集を行うWorkspace向けツール「Google Pics」の提供を始めた。Google AI ProとUltraの加入者、および大半のWorkspaceビジネス顧客に向けて、数週間かけて展開する。単体のWebサービス(pics.new)として使えるほか、Workspaceの各アプリに組み込まれる。

基盤は同社の画像生成・編集モデル「Nano Banana」。特徴は、一から作り直さずに済む細かい編集操作にある。オブジェクトセグメンテーションでは、画像内の対象を指定して、その部分だけを他に影響を与えずに変換できる。領域ごとにテキストでコメントを入れて指示を出し、複数の編集をまとめて実行することもできる。画像内に描かれた文字は、デザインやフォントを崩さないまま修正・翻訳が可能だ。ほかに、作った画像を共有して複数人で同じ画像を編集する機能、1つのプロンプトから複数案を生成して選ぶ機能がある。

Workspace側の統合はDocsとSlidesから同日開始し、Driveへの展開は数週間後になる。アプリを行き来せず、資料を作っている画面のまま画像を作って直せるようにする狙いで、Googleは毎月数百万人が数十億点の画像をWorkspace上で扱っていると説明している。

Nano Banana系のモデル自体は、2025年11月の「Nano Banana Pro」、2026年2月の「Nano Banana 2」と、これまでGeminiアプリや開発者向けAPIの側で使えるようになってきた。今回の変更点はモデルの新しさではなく、それを業務アプリの編集画面に載せ、共同編集の対象にしたことにある。文書やスライドに貼る画像は一発で決まらず何度も直すものなので、生成と編集の往復がアプリ内で完結する意味は小さくない。一方で、日本語UIの対応時期、生成画像の商用利用に関する条件、AI Pro/Ultra以外での扱いについては、今回の発表では触れられていない。

なお、対象となるGoogle AI ProとUltraの料金や違いは、別記事「Geminiの料金プランを徹底比較」で整理している。生成した画像を業務で使う際の権利関係は、別記事「生成AIの著作権・商用利用の注意点」で解説している。

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