OpenAIは2025年9月25日、ChatGPTの新機能「Pulse」をChatGPT Pro(月額200ドル)ユーザー向けに提供開始した。毎朝ユーザーが関心を持つ情報をまとめて提示し、その日こなすべきタスクを先回りして提案する機能だ。
Pulseは、ユーザーが質問する前にAIが主動的に情報を届ける「プロアクティブAI」の方向性を実装したものだ。ユーザーの過去の会話や設定した関心領域をもとに、ニュース・スケジュール・リマインダー・タスク提案を朝のブリーフィングとして提供する。通常のChatGPTが「問いに答える」受動的な存在だとすると、Pulseは「情報を届けに来る」能動的な存在として機能する。
提供対象がProプランに限定されている点は、200ドルの月額料金に見合うプレミアム機能としてPulseを位置づけていることを示している。パーソナルAIアシスタントとして日常的な情報・行動管理を担う機能は、Proプランの中核的な価値提案になりうる。
AI業界では、メールの自動整理・毎朝の要約配信・カレンダー連携といった「環境に溶け込むAI」への取り組みが各社で進んでいる。ChatGPT Pulseはその流れの中に位置づけられる機能で、ChatGPTをタスク管理・情報取得の起点として日常的に活用させることでユーザーエンゲージメントを高める狙いがある。




